2025年12月5日金曜日

五拾七

https://www.pakutaso.com/20220613179post-41091.html

 大阪や東京の放送局の番組で京都の紅葉の特集で穴場スポットや隠れ家的なお店を紹介さ

れるのを観てて思い出したことがあります

僕が大学生の時のこと

大学の終業時間とバイトの入り時間の隙間を埋めることをしなければなりませんでした

そのお陰で思い出深いお店に出会えました

京都は西洞院の七条を上がったことにある普通の家に喫茶店の看板

戸を開けて店の中を目にした時に心を鷲掴みにされました

昔ながらの京都の長屋のような住宅

表の間を潰して軽自動車が入るぐらいの車庫にした

旦那さんが仕事を引退し車にも乗らなくなった

奥さんが使わなくなった車庫で喫茶店を開業

とはいえ細々とするつもりなので手を入れない

知り合いから譲り受けたであろう年季の入ったテーブルとイスが置かれているだけ

僕の想像ですが当たらずも遠からずやと思います

店にいるのは女主人と女主人の友だち数人

高校生の孫がいると言われていたので僕の祖父母と変わらない年代

西洞院通の喧騒と隔絶された異空間のよう

真っ当な人間なら黙って戸を閉めて去るでしょう

ですが大友克洋さんの「童夢」を思い起こさせる世界観に魅了された僕は足繁く通うよう

になりました

そして女主人も女主人の友だちも異分子の僕を排除するのではなく歓待してくれました

ただ蜜月期間は長くは続きませんでした

昨日書いた困ったことが起きて身体の自由を失い天井を見つめるだけの日々

自由を取り戻した時には店のことをスッカリ忘れていました

長い時を経て思い出し行ってみたら看板は撤去され普通の家に…

突然姿を消した非礼を詫びることが出来なかったことを今も悔やんでいます

人生で一番好きなお店やっただけに尚更です

こういうお店には平気で入れるのに今時のオシャレなお店にはビビッて入れないオッサン

の思い出話でした

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九拾壱

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