2026年10月22日木曜日

参百弐拾八~時代祭が過ぎたら冬の足音。メディアが映さない「京都のリアル」~

 


今日10月22日は時代祭。

都大路を彩る時代絵巻を眺めていると、

「ああ、今年も本格的な秋が来たなぁ」と実感します。

KBS京都の番組やけど(笑)

京都の大きな行事も、これを終えると

あとは高校駅伝と年末の「今年の漢字」を残すくらい。

地元人間としては、冬の風物詩である「大根炊(だいこだき)」

のニュースをTVで見かけるようになると、

師走の足音を感じてそわそわし始めます。

この大根炊き、テレビでよく紹介される有名なお寺だけでなく、

メディアが殆ど取り上げない“地元の穴場スポット”があります。

混雑を避けてほっこり温まる大根をいただくのが、

知る人ぞ知るひそかな楽しみだったりします。

テレビの「綺麗ごと」と、現場の「モラル低下」


冬に向かう京都のもうひとつの伝統行事といえば、

12月に行われる花街の「事始め(ことはじめ)」。

芸舞妓さんが日頃のお礼とご挨拶に置き屋やお稽古場を回る姿は、

テレビ画面越しに見ればとても華やかで美しく、

京都らしい情緒に満ちています。

ですが……現実の現場は、そんな優雅なものではありません。

特に目につくのが、芸舞妓さんを追いかけ回す

アマチュアカメラマンたちの迷惑行為です。

良い写真を撮りたい一心なのか、通行の邪魔になろうが、

当事者が嫌がろうがお構いなしでカメラを向け、追い回す。

それどころか、自分の思うようなアングルや動きにならないと、

通りすがりの人や撮影の邪魔(と彼らが勝手に思う位置)

に立った人に対して、睨みつけてくる者さえいます。

「ええ年こいた」大人の日本人が、

他人に迷惑をかける行為を平気な顔でやっている――

その光景には本当に閉口してしまいます。

なぜ「日本人のマナー違反」は報じられないのか?


最近のTVやネットニュースを開けば、連日のように

「外国人観光客のオーバーツーリズム」や「外国人によるマナー違反」

ばかりがセンセーショナルに報じられています。

もちろん、外国人観光客のマナー問題がゼロだとは言いません。

しかし、現場で暮らす私たちから見れば、

日本人による悪質なマナー違反や横暴な振る舞いも確実に存在するのです。

それなのにマスコミはそこには一切触れず、

ターゲットを「外国人」だけに絞って叩き、

排外的な感情を煽っているように見えてなりません。

身内の恥には目を瞑り、外部にばかり攻撃の矛先を向けるような報道姿勢。

日本のテレビやスマホが、世界に通用しなかったのと根っこが同じ気がします。

テレビに映る「美しい伝統行事」の裏で起きている現実と、

それをいびつに切り取るメディアのあり方に接するたび、

最近の日本の右傾化や社会の寛容さの欠如を憂う今日この頃です。

参百弐拾八~時代祭が過ぎたら冬の足音。メディアが映さない「京都のリアル」~

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